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夢を見た

随分とファンタジーな夢を見ました。
主な舞台はとある国の神学校。
主役Aは、何かを探るため、そして自分の存在を隠す為に女学生の姿で日々を過ごす青年。
主役Bは、昔助けてもらった恩を返すために剣を取った娘とその弟。
彼らが出会うところから物語りは動き始めます。

青年と娘は知ってはならない陰謀を知り逃げ隠れする。
その合間合間にフラッシュバックする過去の情景。


幸せに親子三人で過ごしていたのに、敵国に攻め込まれ、父を亡くし母と二人で逃げだした少年。
生きる為にそれまで無償で行っていた治癒を少々の対価と引き換えに行うようになった途端、手のひらを返したように不平不満と共に母子を裏切り敵将に売った民衆。
「見返りに力を振るう者等、最早『聖女』ではない」
「アレは最早『聖女』ではない『魔女』だ」
「『聖女』で無き者の為に、何故自分たちが傷つかねばならない」
慈しんできた民衆の身勝手な裏切りに絶望した聖女は、愛する夫を殺した男に汚されるくらいならと自害する。

売られた際に母と逸れた少年は、朽ち果てた納屋の中で身を寄せ合って震えている姉弟と出会う。
少年は少女の髪を切り服を交換すると自ら囮となって追っ手の前に飛び出していく。
「っち。おい、コレ、切るぞ」
「とっととそいつ脱げ、女物さえ着てなけりゃ男に見えるだろ」
髪を切り少年の服を着た少女は全く別の少年にしか見えず、弟と共に無事に逃げ出す。

捕らえられた少年は母の死を知り、母の代わりに少年を慰み者にしようとした敵将の寝首をかくと母の遺体を連れて逃げ出す。
「お前みたいな下衆に犯らせる身体はねぇーんだよ」
「母さん……」
少年は父と母の思い出の地に亡骸を埋めると故郷を捨て去った。
「もう傷つかなくていいから、ゆっくり眠ってくれな」


聖女の故郷にて全てを隠して探り続ける少年。
助けてくれた少年を今度は自分が護るために剣を手にする娘と弟。
彼らが再び出会ったのと時を同じく、聖女の故郷に再び敵国から侵略の手が伸びる。

姉弟を護る為、民衆の前で咄嗟に聖女から受け継いだ力を使った女装姿の青年を見て、聖女が再び現れたと熱狂する民衆。
「聖女だ!」
「聖女だ!!」
「聖女が我等を護るために戻ってきてくださった!!」
青年は彼らに裏切られ自決した母を想い、己の服の胸元を引き裂くと皮肉たっぷりに笑って見下ろす。
「聖女ってのは、こんな薄っぺらい真っ平らな胸をしてんのか?」
「聖女ってのは女じゃなかったっけ?」
「聖女ミリファーレは慈しんだ民衆に裏切られて自害した。もうこの世の何処にも『聖女』なんていない」
「『聖女』なんて都合の良い存在【もの】、もう存在しないんだよ」

絶望に狂気さえ孕み出した民衆に背を向け、姉弟だけを助けるため手を差し伸べる青年。
「『兄弟三人』で、どっか辺境の田舎でのんびり暮らすか」
静かに微笑み手を差し出す青年の手を取り、娘は喜びを滲ませ柔らかく微笑む。
「はい」

しかし、たった三人の『家族』を戦乱は見逃してはくれなかった。
「生きて帰ったら、一緒に何処かの田舎に行きましょうね。約束ですよ」
炎を纏う剣を手に斬り込んで行く娘。
「俺だって、俺だって、姉ちゃんと兄ちゃんを護るんだっ」
身の丈を越える杖を掲げ、大いなる精霊の力を召喚しようと魔方陣を描く少年。
そして、
「大丈夫。お前が風を裏切らない限り、風もお前を裏切らないよ」
「炎はお前の味方だ」
「水よ、癒しの雫を此処に」
「大地よ、我が愛しき『家族』に福音を」
全ての精霊に愛される『聖女』の力が再び世界を覆う―――



そんな感じの夢です。
小説を読んでいるような感覚の夢でした(笑)。
続きが見たいような、このまま幸せになりましたでいいような。
そんな夢でした。

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御月雪華

Author:御月雪華
自サイトにて、オリジナルと二次創作の小説を載せています。
蝸牛の歩みよりも鈍い更新速度ですが、興味のある方はどうぞお気軽にお越しください。

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