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兄弟パロSS第三弾

引き続き綱吉視点です。
3.Uomo che chiama temporale.
 ~彼は確かにとんでもない嵐の訪れる音を聞いたらしい~

 うん、普段の兄さんがかなり天然だってのは聞いてたよ?
 聞いてたけどね?
 でも、『弟』に求婚するほどぶっ飛んだ天然だなんて思ってもみなかったよっ!!??

 取りあえず、兄弟で結婚は不可能だと、何故か兄の友人と一緒に懇切丁寧に説明し説得する羽目になったのは、カラッカラに干からびた笑いを溢すしかない出来事だった。ってゆーか、寧ろ、男同士って時点で無理だと誰か突っ込んでくれよ! 笑って傍観してないでさぁ!!
 最後には3人(途中から遊びに来た獄寺君も参加してくれたから。山本は笑って傍観組になってたけど。泣いていいかなぁ……)で泣き落しまでして漸く求婚は引き下げてくれたけど、一緒に暮らすのはどーーーしても譲ってくれなかった。
 オレとしては友達と別れてまでわざわざ海外になんて住みたくないし、何より母さんを置いて遠くに行くなんて絶対に嫌だったので、梃子でも承知しない覚悟で徹底抗戦の構えを取る。そんなオレを見て兄さんはこくりと一つ頷くと、徐に懐から携帯電話を取り出し11桁の番号を素早く打ちこんで耳に当てた。
 え? 何??
「俺だ。今日から並盛に住むから手続きを頼む」
 繋がった相手に一声言い放ってあっさり通話を切る兄さん。
 え? あ、あの~~??
「ナナさん、ツナヨシ。
 俺も今日から此処に住みたいんだが良いだろうか?」
 そ、そう来たかっ。
 あっさり了承して、「あら、育ち盛りの子がさらに増えるなんて、腕の奮い甲斐があるわ♪」とはしゃぐ母さんと、「それは楽しみだな」とにこにこ笑う天然二人に、突っ込み体質のオレができることなんて心の中で盛大に突っ込むことだけだった。
 オレが逃れられない台風の目に巻き込まれたことを嫌々ながらも自覚するは、行くも戻るもどうにもならなくなってからのこと。ただ、オレの超直感は確かにとんでもない嵐の訪れる音をこの時にはもう聞いていたのだ。
「ハッ! ダメツナが」
 っだから、予想出来てたんなら言っとけよ、リボーン!!!

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御月雪華

Author:御月雪華
自サイトにて、オリジナルと二次創作の小説を載せています。
蝸牛の歩みよりも鈍い更新速度ですが、興味のある方はどうぞお気軽にお越しください。

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