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インスピレーション貰いました

まずは一言。
前記事の日付は気にしないで下さい、前記事の日付は気にしないで下さい。
大事な事なので二回書きました。

先日発売された志方あきこ女史の「をかし」を聴いてインスピレーションを貰ったネタです。
書いているうちに最初に思いついたネタよりもマイルドになりました。最初はかなり歌詞に忠実でしたから(苦笑)。
そして、使い慣れると本当に楽です。i-Pad。



高槻神社のある町 〜隣の海辺の物語〜
一朗:
母を産褥で亡くし、母を愛している父からは存在を否定されていたが、15歳違いの姉に愛されて育った。しかし14歳の冬、母であり姉であり最愛の女性である姉を暴走族に轢き逃げされて亡くした。
それ以外、族や不良といった連中を激しく憎むようになり、目についた端から打ちのめしているうちに一朗自身が一番の札付き扱いになっていた。
ある夜、姉に面影の似た女性をバイクに乗ったまま追い回していた族に殴りかかり、ボロボロになりながらも全員打ちのめしたが、ギリギリ意識の残っていたリーダーに相打ち覚悟でバイクごと突っ込まれ、海に転落した。
死を覚悟して意識を手放した一朗が再び目を開けた時、目の前には安堵の表情を浮かべた姉によく似た女性が居た。


お小夜:
小さな漁村の娘。一朗の姉に似ている。
海辺に打ち上げられていた一朗を連れ帰り介抱した。両親は亡く、海女をして暮らしている。領主に目をつけられ妾になれと迫られているが、良い噂のない領主を恐れている。


一朗はお小夜を助けるため、そして許せぬ悪党を打ちのめすため、一人闇に紛れて領主一味を
獲りに行く。
それを自身の死に場所と定めてーーーーー




【オフレコ】
お小夜:
正体は人魚。
昔、網にかかっていたところを助けてくれた夫婦にお礼をするため、津波を知らせたり、時化や不漁の時に貝や魚を届けていたところ、夫婦から娘同然に可愛がられ、やがて彼らの養女として一緒に暮らすようになった。
夫婦亡き後も、彼らが愛した村を守るため人間のふりをしたまま村に留まっていた。村人も薄々気づいていて、彼女を村の巫女のように扱っている。
彼女の美貌と能力に目をつけた領主は、戦に利用するため、そして己の欲を満たすため、我が物にしようとしつこく狙う。


一朗は、領主と手下共を岬に追い詰め全て斬り捨てることに成功するも、自身も満身創痍の死に体となり、朝の光が差し込む頃、地面に突き立てた刀にもたれるように意識を手放した。
村人の手を振り切って駆けつけたお小夜が見た時には、最早この時代の医者では手の施しようもなく、悲しみに真珠の涙を零しながら、せめてと一朗の掌に真珠を握らせ、助かる見込みのある時代=現代に送り出す。
無理な力を行使した代償にその身を海の泡と化しながら、最期にいつか魂だけでも巡り逢いたと願い消えていった。


一朗に逃された女性はその足で警察に駆け込み(携帯は追いかけられた際にバックごと落としてしまった)、現場に取って返したので、一朗は一命を取り留めた。
一朗の全身の負傷も乱闘のものと判断され、女性が弁護士を手配してまで全面的に庇ったことと、人助けということもあり、逮捕は免れたが入院は余儀なくされた。
意識を取り戻した一朗は、医者から受け取った拳に握り込んでいたという真珠を眺めながら、確かに共に過ごした筈の娘を想った。あれは夢じゃない。この真珠が何よりの証拠だ、と。
ーーーコンコン。
病室の扉をノックする音に返事を返す。
ゆっくりと開けられた扉から、あの海辺で出逢った娘に瓜二つの女性が、安堵した表情で入って来たーーーーー

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御月雪華

Author:御月雪華
自サイトにて、オリジナルと二次創作の小説を載せています。
蝸牛の歩みよりも鈍い更新速度ですが、興味のある方はどうぞお気軽にお越しください。

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